ANAマイル最新版|家族や友人と旅行へ!譲渡や合算の方法を分かりやすく解説

マイルの使い方
クマ吉

今までに貯めてきた『ANAマイル』を利用して、家族や友人・大切な人と旅行に行きたい!でも、自分の持っているマイルって家族や友人とシェアできるの?

そんな疑問にこたえていきます。

■ 結論:家族ならマイルを直接シェア可能

✔ 結論からいいます

  〇 家族間ならマイルを直接シェアが可能 
  〇 友人へも実質的に交換することはできる

では、どのように交換することができるのか?家族間、友人間の場合でそれぞれ説明をしていきます。

■ 家族間でマイルをシェアする方法

1|ANAファミリーマイルを利用する

ANAマイルレージクラブでは、『ANAファミリーマイル』というサービスを実施しています。このサービスの利用登録をすれば、マイル数無制限でマイルを共有することが可能となります。家族がそれぞれ貯めたマイルをひとくくりにして使えるようになるイメージです。

対象はこんな方
1.生計を同一にしていること
2.同居していること
3.配偶者・パートナー、一親等以内の家族
さらに、次の条件を満たす必要があります

・18歳未満の場合・・ANAマイレージクラブ会員
・18歳以上の場合・・ANAカード本会員、家族会員

 手続きはオンラインまたは郵送で

『ANAファミリーマイル』を利用するには、事前に利用手続きをする必要があります。利用手続きは、まず、ファミリーマイルの代表者(プライム会員[親会員])を決めて、代表者が家族を家族会員として登録するだけでOKです。

 譲渡するのに手数料はかかる?

ANAファミリーマイルの利用は無料です。
※但し、ファミリーマイル登録を変更・退会する場合、手数料(1名様あたり5,000マイル)がかかります。

 シェアしたマイルで利用可能な特典

家族でシェアしたファミリーマイルは、全ての特典には交換することができない点に注意です。次の特典に交換が可能です。なお、特典交換の際は、代表者が申し込みをする必要があります。

交換可能先

✔ ANA国内線特典航空券
✔ ANA国際線特典航空券
✔ ANA国際線アップグレード特典
✔ 提携航空会社特典航空券
✔ ANA SKY コイン

※上記以外の特典、バニラエア特典航空券、「いっしょにマイル割」には利用できません。

2|航空券を直接発券する

2つ目の方法は、家族分の特典航空券を発券する方法です。実はANAマイルは、配偶者・同性パートナーおよび2親等以内のご家族であれば、特典を利用することができるんです。ファミリーマイルのように、家族のマイルを合算こそできませんが、家族がANAマイレージクラブ会員でなくてもOKなので、両親や祖父・祖母へ特典航空券をプレゼント!ということも可能です!

対象は、配偶者・同性パートナー、2親等以内のご家族

対象となるのは、配偶者と同性パートナー、2親等以内の家族です。住んでいる住所が違ったり生計が別々でも2親等以内であればOKです!

利用者登録だけしておけばOK

ご家族がマイレージ特典を利用する場合、特典利用者登録をするだけでOKです。特典利用者登録とは、「この人は私の家族ですよ」ってANAマイレージの登録情報に記載される感じです。利用者登録をすることで、特典利用時に渡航者・利用者を登録者の中から選択できるようになります。なお、利用者登録は上記に該当する方10名まで追加が可能で、ANA公式サイトから登録可能です。

■ 友人や他人へマイルを譲渡する方法

では、続いて家族以外の方にマイルを譲渡する方法です。

まず、結論として

 ✔ マイル自体の譲渡はできません

しかし、次の2つの方法を使えば、実質的にマイルを利用して航空券を入手することは可能です。つまり、友人や恋人の分の座席もあなたのマイルで確保することが可能になります。

1|ANA SKYコインに交換して利用する

ANAスカイコインとは

ANAスカイコインとは、1SKYコイン=1円の価値を持つコインです。ANAマイルを保有している方は、1マイル=1~1.7SKYコイン※に交換することが可能です。そして、このスカイコインは、国内ツアーと海外ツアーに限って、家族以外の友人や恋人の分の支払いにも充てることが可能です。

※マイルをSKYコインへ交換する際のレートは、ANAの会員ステータス・交換マイル数によって1.0倍~1.7倍まで変動します。

注意することは2つ

1.SKYコイン保有者が申し込み代表者であること
2.航空券だけを購入することはできない

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2|Edyに交換して航空券を購入する

2つ目の方法は、保有しているANAマイルを電子マネーEdyに交換し、Edyで航空券の代金を支払うとい方法になります。

1マイル=1円

ANAマイルを電子マネーEdyに交換する場合、10000マイルを1口として、10000円に交換することができます。ですが、1年間の交換口数が3口(30000マイル)以降の場合は、10000マイル=5000円のレートとなってしまうので注意です。

Edy利用の場合の注意点

1. 支払い方法をANA国内(国際)線空港カウンターにしなければならない。

2. 支払い期日までにカウンターで決済が必要。

3. 1回(1日1来店)での決済額は上限20万円。

4. 友人の航空券も自分を代表者として申し込む必要がある。

ハードルが高め

ANAマイルをEdyに交換して、友人の分も支払うのは、少々ハードルが高めです。国内線ならまだしも、国際線代金をまかなうとなると、相当量のマイルが必要になります。

✔︎ 3万円以上Edyに交換する場合、ガクッとレートが下がってしまう

✔︎ 支払いのために空港に行く必要がある

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おまけ①|ANA「一緒にマイル割」も

マイルをシェアという観点からは離れますが、『いっしょにマイル割』というサービスもおススメです!これは、代表者が往復1万マイル・同行者が片道1万8千円を上限として国内線航空券が取れるという割引制度です。通常より、必要マイル数、航空券代金を共に抑えられるので、代表者も同行者も嬉しいお得なサービスです!

詳細は

おまけ②|マイルを皆んな貯めちゃう

友人や恋人とマイルで旅行へ行くなら、友人にマイルを貯めて貰うのも手です。何とか自分のマイルを友人にシェアしても、特典航空券は発券できないので、還元率が悪いのが現状です…

ですが、友人にもマイルを貯めてもらえば、各々のマイルで各自が特典航空券を発券できます。なので、圧倒的にマイルの価値は上がり、海外も全然マイルで行けちゃいます。

ハワイ往復程度はすぐ

ハワイ往復には通常40,000マイル必要になります。ですが、この程度であれば数十分の作業で貯めることが可能です!とはいえ、マイルが反映されるまでには、2ヶ月程要します。

私が1年で20万マイル以上を貯めた方法は『保存版|タダで飛行機に『陸マイラー入門講座』』で一から詳しく解説していますので是非ご覧ください。

年20万以上のANAマイルを貯める【陸マイラー入門講座】

2019年3月1日

■ まとめ:実質的に誰にでもマイルのシェアは可能

自分の貯めたマイルは実質的に友人や家族とシェアすることは可能です。しかし、家族以外の人に譲渡する場合、1マイル当たりの価値がガクンと下がってしまうのが残念なポイントです。

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