意外と飛行機でのマナーって知らない方も多いのではないでしょうか。私も初めて飛行機に乗ったときは、そこまでマナーを意識できていませんでした。
今回は、機内で知っておくべき、10のマナーをご紹介します。これだけ理解しておけば、とりあえず飛行機でも困ることはないかと思います!
目次(もくじ)
■ 飛行機に乗るときの10のマナー
飛行機では、次の10のマナーに気をつけて、旅行を楽しんでください!
・においの強い飲食物を持ち込まない
・子どもに注意をはらう
・シートは倒しすぎない
・小声で会話をする
・前の背もたれをつかまない
・音もれに注意する
・通路はすぐにあける
・トイレに行くタイミングに注意
1|電話を機内モードへ
これはマナーというよりルールとも言えますね。機内ではスマホやケータイは機内モードへ設定の上、着信音や通知オンも鳴らないようにしましょう。最近では機内Wi-Fiで動画閲覧などができる航空会社が増えていますが、動画などの音をスピーカーから出すのもNGです!
スマホ用のイヤホンをぜひ携帯しましょう。
2|においの強い飲食物を持ち込まない
機内へは飲食物の持ち込みが可能ですが、そのニオイには注意しましょう。機内は密室空間な上、前後左右の座席の距離が想像以上に近いものです。特ににおいがキツイ食べ物は、周りの方のために我慢しましょう。
こんなものは×
・肉まん
・キムチ
などなど…
3|子どもに注意を払う
せっかくの旅行だから、映画でも観てゆっくりしよう!という気持ちはものすごーく分かります。ですが、お子様への注意は、忘れずに払うようにしましょう。私は子どもが自由にしててもあまり気にならないタイプですが、気にする人は気にします。楽しい旅行でも機内では周りへの配慮を忘れないで下さいね。
4|シートは倒しすぎない
長距離フライトで、ほとんどの人が就寝している時間以外は、シートをフルに倒すのは控えましょう。また、食事の時間は、後席の方もテーブル使いますので、できるだけシートは起こしておくとベストです。
基本的にシートの傾斜は自由ですが、1段階くらいにしておき、後ろの方への配慮を忘れないで下さい。
ちなみに、日本人は座席を倒すのは迷惑と考える人が多い傾向がありますが、国柄によっては、座席を倒すのが一般的というところもあります。たとえ、前の人が背もたれを倒してきたからといって、それに苦情や文句を言うのは、トラブルの原因になりますので控えるようにしてください。
5|肘掛は共有すること
エコノミークラスで見知らぬ人と隣り合わせになった場合には、座席のひじ掛けを共有しなければなりません。これはなかなか難しい点ですが、気を使うポイントとしては次の4つです。
・ひじ掛けの前側と後側で、共有してみる
・そもそもひじ掛けを使わない
・窓、通路側の場合、なるべく中央側のひじ掛けを使わない
航空会社としては、ひじ掛けは、あくまで安全のための設備であり、揺れや緊急時に掴むためのものと考えているようです。通常時のひじ掛け利用については、航空会社ではルールを設けていません。
6|小声で会話をする
旅行中はどうしてもテンションが上がってしまい、友人や家族との会話も盛り上がりますよね。ですが、機内では出来るだけ小声で会話を楽しみましょう。飛行機では、仕事で移動している人や、睡眠をとっている方などもいるためです。
人をまたいだり、座席前後の会話も極力控えましょう
7|前の背もたれをつかまない
前の座席の背もたれには、掴まったり、当たったりしないように心がけましょう。座っている人に直接振動するので、後ろから押されたり、引っ張られたりするのは丸わかりです。
通路へ出るとき、背もたれを掴みがちですが注意しましょう
8|音もれに注意する
ヘッドホンや、イヤホンからの音漏れに注意しましょう。映画鑑賞などの音をスピーカーで聞くのも、もちろんNGです。
最近では、シートモニターを設置しないかわりに、スマホやタブレットで映画が閲覧できるサービスを提供している航空会社が増えています。そんな時はスマホ用のイヤホンは忘れずに持参しましょう。イヤホンがないからといって、スピーカーで音声を流すのはNGです。
9|通路はすぐにあける
特に機内への搭乗時には通路をすぐに開けるようにしましょう。1人が止まってしまうとそこで後ろが詰まってしまいます。
荷物の取り出しや整理は全員搭乗後にするとベスト
10|トイレに行くタイミングに注意する
飛行機で急にトイレに行きたくなる方も多いと思いますが、タイミングには注意です。
食事中や、搭乗している最中(通路が混雑している時)などは、なるべくトイレの利用は控えましょう。もちろんどうしても我慢ができない場合を除いてですが、早め早めにベストなタイミングでトイレを済ませておくと安心です。
トイレが近い方は、通路側の座席を確保すると安心!