目次(もくじ)
■どこかにマイルとは
・通常の半分以下のマイルで
”どこかにマイル”は、往復6,000マイルでどこかに行けるJALが提供するマイレージサービスです。通常のJAL国内線特典航空券(往復)の引き換えは最低12,000マイル~となっていますが、”どこかにマイル”を利用すれば、行き先に関わらず”6000マイル”ぽっきりで国内線特典航空券(往復)と引き換えが可能になります。
有効期限が間近のマイルがあるけど、通常の特典航空券に引き換えるほどのマイルが無い場合などに、非常に重宝するサービスです。
・行き先はお楽しみ
”どこかにマイル”では、行き先の指定はできません。日程(行き・帰り)、発着場所(東京・大阪)を選択すると、4つの行き先候補地が表示されます。そして、お申し込み後約3日以内に、決定した行き先の連絡がきます。まさに”ミステリーツアー”で、わくわく感がたまりませんね。
普段なら行かないような場所に行けるので、新たな発見があること間違いなしです!
・申し込みの流れは
発着地を『東京(羽田)、大阪(伊丹・関西)』から選択し、次に行き帰りの日程を選びます。最後に人数を選択し、『検索ボタン』クリックします。
すると、下の写真のように4か所の行き先候補地が表示されます。ここに表示される4か所の候補地は検索するたびに組み合わせが変わりますので、希望の行き先が表示されるまで再検索を繰り返すと良いでしょう。
■注意点
”どこかにマイル”の利用にあたっては、いくつかの注意点があります。次のことに注意して有効にマイルを利用しましょう。
① 予約可能期間が決まっている
”どこかにマイル”は出発日の1ヶ月前〜7日前まで申し込みが可能です。また、旅行期間は出発日から~10日以内で選択が可能となっています。ただし、年末年始やGWなどは利用できないため注意してください。
② 同乗者も全員JMB会員である必要がある
どこかにマイルでの予約時には、搭乗者全員のJMB(JALマイレージバンク)会員番号が必要になります。たとえ、代表者のマイルを利用して申し込む場合にも、搭乗者ごとに会員番号の入力は必要になります。あらかじめ、JMB会員となっておきましょう。
③ 同乗者は4名まで
どこかにマイルでは、最大4名まで同時に申し込むことができます。この時のマイルの支払いは、家族(配偶者、二親等以内の親族)の場合には代表者のマイルでまとめて支払うことができますが、同乗者が友人の場合は、個々で6,000マイルを支払う必要がありますので注意してください。
④ キャンセルはできない
”どこかにマイル”は、サービスの特性上、キャンセルできません。どうしても行けなくなった場合、マイルが無駄になりますので、予約日は念入りに決定しましょう。
■実践|無事、北海道へ
”どこかにマイル”は、目的地がわからないミステリートリップですが、やはり行きたい地域とか希望もありますよね。そんなときは、目的の地域を網羅した組み合わせとなるまで、根気強く検索するしかありません。
しかし、希望目的地が表示しやすくなるポイントはいくつかあります。私たちも、これらのポイントを押さえて、希望地であった北海道に無事いくことができました。
ポイント1|特典航空券の空席便がある日程にする
候補地は、対象路線の特典航空券の枠に空席がある便から、決定されます。特典航空券に空きがない便(目的地)はそもそも候補地に表示されません。目的の地域の空席状況を予め確認したうえで、日程(時間)を決定し、申し込み(検索)を行いましょう!
ポイント2|ひたすら検索を実行【裏技も】
あとは、条件を入力し、ひたすら検索を実施しましょう。ちなみに、2019年7月現在で確認したところでは、ブラウザの履歴(キャッシュ)を消去すれば、検索の回数制限なく実質的に無限に検索ができてしまいます。
但し、ある程度は妥協も必要です。完璧な組み合わせはできるとは限りませんので一定のリスクは覚悟で臨みましょう!
私の場合は、北海道を目的に、ひたすら検索を行った結果、4ヵ所中3ヵ所が北海道という組み合わせが出まして、無事目的地にいくことができました。
■まとめ
ここまでご説明したように、”どこかにマイル”は非常にお得なサービスです。綿密に計画し、使いこなせば、希望の目的地へ行くことも可能です!完全にミステリーツアーですので、目的地が決まるまではとてもワクワクします。
6,000マイル程度であれば、ごく簡単に貯めることが可能です。皆様もぜひ”どこかにマイル”でお出かけし、素敵な思い出を作ってもらえればと思います。