目次(もくじ)
■ マイル(マイレージ)とは?
1|マイルは搭乗距離に応じて獲得できる
マイルとは、飛行機を利用したときに、搭乗距離に応じて獲得できるポイントのようなもの
もともとは、飛行機の搭乗距離によって獲得できるポイントのことでしたが、それが少しづつ派生していき、今では飛行機の搭乗以外でも様々なところでマイルが貯められるようになっています。 ちなみにマイルのはじまりは、1981年にアメリカン航空が開始した「アドバンテージプログラム」と言われています。
✔ 貯めたマイルは航空券に交換ができます。
貯めたマイルは、国内・国際線問わず、航空券に交換することが可能です。マイルを使って、海外旅行も簡単にできてしまいます!
ちなみに、航空会社がマイレージプログラムを開始したきっかけは、パレートの法則が元になっています。パレートの法則とは、「売り上げの8割は、上位2割の固定顧客が生み出す」という法則で、固定顧客を囲い込もうというのが、航空会社の狙いですね。こんな背景から、マイレージプログラムは得意客へのサービスが充実しているのが特徴となっています。
2|マイレージプログラムへの加入が必要
マイルを貯めるには、各航空会社のマイレージプログラムに加入する必要があります。
マイルは、航空会社ごとにそれぞれがマイレージプログラムを展開しているので、貯めたい航空会社のマイレージプログラムに加入する必要があります。マイレージプログラムとは航空会社の会員証(ポイントカード)のようなイメージをしておけばOKです!マイレージプログラムは基本的にどこの航空会社も年会費無料で入会ができます。
3|航空会社には3つのアライアンスがある
3つの航空連合(アライアンス)が存在する
・ワンワールド
・スカイチーム
世界中のほとんどの航空会社は、上記3つのいずれかのアライアンスに所属しており、アライアンス内の航空会社間ではマイルやサービスの共有ができます。
そのため、基本的には各アライアンス内で複数の航空会社のマイレージプログラムに加入する必要はありません!
■ マイルを貯める3つのメリット
マイルを貯めるべき理由としては、主に次の3つがあげられます。
・理由②:ポイントよりも価値がある
・理由③:利用方法が豊富なこと
・理由①:タダで飛行機に乗れる
✔ 貯めたマイルは特典航空券に交換できる
お盆やGWなどの繁忙期で、航空券が高騰する期間でも、マイルで航空券をとってしまえば、実質無料で飛行機に乗ることができてしまいます。
例えば、繁忙期の東京ーハワイ(ホノルル)線はエコノミークラスでも20〜30万円程することもありますが、マイルであればたった数万円の諸税のみで渡航することができます。
ちなみに、国内線では諸税がかからず完全に無料で利用ができる路線もあります!
・理由②:ポイントよりも価値がある
マイルの価値は、交換する航空券によっても異なりますが、 1マイル当たり10円以上の価値になる場合もあります。 例えば、ハワイへファーストクラスで行く場合を考えます。
>>購入した場合:1,523,770円
1マイルは、12.7円の価値となります。
・理由③:利用方法が豊富
マイルの利用方法は、航空券への交換だけではありません。 航空会社により異なりますが、電子マネーやTポイントなどへ交換することもできます。
■ マイルの貯め方【イメージをつかむ】
マイルを貯める方法には、主に次の3つの方法があります。一つづつ、ざっくりと見ていきます。
・その2|クレジットカードを利用して貯める
・その3|ポイントサイトを利用して貯める
・その1:飛行機に乗って貯める
飛行機に搭乗してマイルを貯める方法は王道ですね。基本的には飛行距離に応じてマイルが付与されます。とはいえ、年に1回ほどしか飛行機を利用しない方にとっては、正直なかなかマイルは貯まりません。頻繁に飛行機を使う方や、飛行機での出張が多いビジネスマンなどにおすすめの貯め方です。 ✔ ANA国内線での獲得マイル数の目安 東京発着の場合、以下の基本マイレージ+会員ステータスに応じた数十パーセントのボーナスマイルを獲得できることになります。 例えば、東京(成田)~ハワイ(ホノルル)をマイルで行く場合、往復で40000マイルが必要となるます。これをフライトマイルで貯める場合、東京-沖縄間を20往復する必要があることになります。※ANA レギュラーシーズン往復の例 マイルは出張などで飛行機を利用する場合にも貯めることができます。自分では一切お金を払わずともマイルを貯めることができるんで、仕事で飛行機を利用する方は、どんどんマイルを貯めておきましょう。 クレジットカードで決済をすると、決済金額に応じてカード会社のポイントが獲得でき、そのポイントは航空会社のマイルへ交換することができます。ポイント・マイルへの還元率はクレジットカードによって異なりますが、目安として100円=1マイルと考えてください。普段の買い物や公共料金などを積極的にクレジット決済にすることで、年に1度くらいのペースで特典航空券がゲットできるくらいのマイルを貯められます。 私は普段からクレジットカードでの決済が中心の生活なので、年に2〜3万マイルほどを獲得しています。年間で利用する額にはやはり限界がありますが、日々の光熱費や食費、雑費などをカードに集約すれば意外と貯まります。ちなみに、クレジットカードの場合、利用明細が全て後から確認できるので、現金のように何に使ったか分からなくなることもないので、家計管理としての使い方もおすすめです。・その2:クレジットカードを利用する
✔ クレジット決済でもマイルが貯まります。目安は100円=1マイル
・その3:ポイントサイトを利用する
✔ マイルを貯める最短ルート
ポイントサイトと言われる、ポイントを貯めることに特化したサイトを利用することでマイルを貯めることができます。ポイントサイトを上手く活用すれば、1カ月程度でハワイ往復相当のマイルも貯めることも可能なんです。
多数の広告をまとめたサイトで、ユーザーがその広告を経由してショッピングやクレジットカード発行などをすると、スポンサーからポイントサイトへ広告料が支払われます。そして、ユーザーに対しても、その一部がポイントとして還元されるというサービスです。
広告には「楽天市場」や、「yahooショッピング」もあり、ポイントサイトを経由して、そうしたサイトを利用するだけで、楽天ポイントとは別にポイントサイトのポイントも2重どりできてしまうという仕組みです。
ちなみに、広告にはクレジットカードなども紹介されており、例えば「楽天カード」をポイントサイトを経由して発行するだけで、10000円分のポイントを獲得できるということも良くあります。もちろん、CMでよく目にする楽天カードの入会キャンペーンで獲得できる楽天スーパーポイントも2重でもらえます。
◉ ポイントサイトでのマイルの貯め方については、次の記事で詳しく紹介していますので、是非ご覧ください。
■ マイルを貯める上でのポイント
マイルを貯めるために、次の2つのことは意識しておきましょう。
・ポイント2:マイルを貯める目的を明確にする
・早めの行動が大事
これからマイルを貯め始めるという方は、今すぐにでも行動することをおススメします。
普段のお買い物や公共料金の支払いなどを、マイルが貯まるカードで決済するだけで、すぐにマイルを貯め始めることができるからです。
例えば、食費や娯楽費、家賃や公共料金などを合わせると月に10万円以上はかかると思いますが、それらを全てマイルが貯まるクレジットカード決済にすれば、年間数万マイルを貯めることができます。
学生でもOKです
ちなみに、マイルは学生さんでも、もちろん貯めることが可能です。
とはいえ、クレジット決済でマイルを貯めるには、決済額もごく限られているので、なかなか貯まりにくいと思います。ですので、積極的にポイントサイトを活用することをおすすめします!
特に社会人に比べて時間がとりやすい学生さんであれば、閑散期の必要マイル数が少ない時期にマイルを利用できるという強みがあります!旅行に行きたいけど、金銭的に厳しいという学生さんにもマイルは効果抜群です。
・マイルを貯める目的を明確にする
マイルを貯めるうえでは、その目的を明確にしておくことが大事です。
理由としては次の2点があげられます。
✔ 旅行先によって貯めるべきマイルが変わる
マイルでハワイに行きたい!北海道に行きたい!などの目的をまずは明確にしておきましょう。
モチベーションUPにつながることはもちろん、旅行先によって貯めるべきマイルが変わることがあるためです。
例えばANAとJALマイルの比較でも、同じ渡航先なのに必要マイル数が違ったり、そもそも渡航先に就航していない場合もあります。まずは目的の旅行先に適したマイルを選択することが大事です!
■まとめ
✔ カード決済やお買い物でもマイルは貯められる
✔ マイルは航空券や、電子マネーなど幅広く利用可能
✔ マイルを最短で貯めるには、ポイントサイトの活用が必須
✔ マイルを貯める目的を明確にし、今すぐ行動すべし
マイルを貯めてみたいけど、そもそも「マイル」が何なのか知りたい…